
私は高校生3年生の時、「大学に入学したら、iPadでノートを取るぞー!」と思いApple Pencilに対応した無印iPad(2018モデル)を購入しました。
そして、現在地方公立大学の学生です。
大学に入ってから、とってもiPadを使っています。
そこで、今回は 大学の講義でiPadをノートとして使いたいと考えている大学生に実際どうなのかを教えたいと思います。
iPadはノートして使えるか
iPadがノートとして使えるかという問いについてですが、
結論から言ってしまうと、十分使えます。
しかし、十分使えるというだけでなので注意が必要です。
そのため、これからiPadをノートとして使うメリットとデメリットを解説していきたいと思います。
iPadをノートとして使うメリット
まず、iPadをノートとして使う理由(メリット)は大きく2つあります
その1 荷物がすっきり

大学にもよりますが、学校に教材を置いておくことができないところがあります。(私の通う大学では個人ロッカーがありません)
そうなると、やはり荷物が少な方がいいです。
従来だと授業ごとにノートを持ち運びしていたところがiPad一台になると相当楽です。
筆箱を持ち歩かなくても良い場面が増えて非常に身軽です。
その2 無くさない

ノートやルーズリーフを使っていると、友達に貸したりしているうちに無くなってしまうことも少なくありません。
iPadでノートを取ると、全てデータで保存されるの自信の操作ミスで削除してしまうくらいしか無くしてしまう可能性がありません。
また、ルーズリーフだと一枚だけ紛失するケースもあるので、iPadは無くすリスクを減らせます。
ノートをなくすことは学生にとってかなりのダメージなので、その危険性を無くすことができるというのは非常に大きなメリットです。
iPadは大きく、存在感が強いため無くすことはあまりないと思います。
その3 管理がしやすい

iPadではノートやルーズリーフと比べて管理がしやすいです。
これは、一つの端末に全てのノートを保管することになるからですね。
さらに、iPad1つあればいつでもノートを呼び出せるので、ノートを探す手間も省けます。
検索機能でページ単位で見つけることもでき、管理が楽チンになります。
整理整頓が苦手な人に特におすすめです。
その4 紙のノートではできないことがたくさん

挙げ始めるとキリがないので、さくっと紹介します。
まず、紙のノートと違って、簡単にノートを修正できます。
後から文章の配置を変えられるので綺麗なノートに仕上げることができます。
また、消しゴムを使う必要が無いので紙が汚れたり、跡がついたりすることもありません。
そして、戻るボタン一つで文字を消せるのが非常に便利です。
時間短縮に繋がるので非常に効率が良いです。
そして、画像や、PDFに直接書き込みはもちろん、ボイスメモも使用可能です。
また、なんども同じ文章や絵を繰り返し使う授業の場合、文章や絵を簡単にコピーすることができるため、その度に手間がかかりません。
使い方次第で可能性が無限大なのが魅力です。
デメリット
続いてはデメリットです。
その1 価格が高い

これは、もうどうしようもありません。
最安値を考えると、iPad無印(2018モデル)です。
それでも、本体¥37,800 (税別)とApple Pencil¥10,800(税別)
合計¥48,600(税別)となります。
学生がポンと出せる額かと言われると、厳しいかな。
なので、本当に必要か、自分が買えるかを考えましょう。
なんとか買ったけど、石板と化してしまうと笑えません(笑)
その2 ノートを一気に無くす可能性がある
iPadでノートを取ると、ノートやルーズリーフと異なり、データになります。
そうすると管理しやすいなどのメリットはありますが、同時にiPadが壊れたり、水没してデータが破損すると元には戻りません。
特に、ゲリラ豪雨などには気をつけなければなりません。
バックアップを取り続けるのはかなり大変なので、注意が必要です。
iPadを入れたリュック等を雑に扱えないので、意外とストレスになります。
その3 充電を気にしなければならない

これは、避けられない問題です。
iPadの充電をし忘れてしまうと、ノートが取れなくなってしまうので注意が必要です。
また、Apple Pencilの充電についても考慮しなければいけません。
ですが、これはモバイルバッテリーを購入することで解決できます。
ノートを取るなら有料アプリが必要
iPadでノートを取る場合、純正のメモアプリでも可能です。
しかし、純正のメモだけでは満足にノートとして使うには厳しいです。
そのため、有料のノートアプリを使うことを強くオススメします。
冷静に考えてノートを買い、文房具を買う値段を考えると一度買い切るだけで無限に使えるアプリはコスパ最強だと思います。
なので、勿体ぶることなく有料ノートアプリを使いましょう。
ノートアプリについては、後述の通り基本的には二択の中から選ぶことをオススメします。
その他の注意点
ここまでiPadをノートとして使うことを勧めてきましたが、実は注意点があります。
その1 電子機器を嫌う先生がいる
大学によっても異なりますし、先生によって差があるのですが、今現在でも日本の大学では、講義中に電子機器を使用することを嫌う先生が一定数いるのが事実です。
いつも「日本は遅れてるなー」と思ってしまいます(笑)
そのときにその授業だけ紙のノートを使うしかありません。
中にはスマホを机上に出していると欠席扱いにするという先生がいるくらいです。
そうすると、iPadを使えない授業も出てくると思います。
その2 レジュメが紙である
これはiPad勢にとって死活問題です。
私の学校ではほとんどレジュメはプリントで配られます。
レジュメに直接書き込みたいと考える人にとっては、かなり面倒です。
先生に頼めば、PDFファイルをもらうことができるかもしれませんが、全ての先生がくれるとも限りません。
紙とiPadの両方をうまく使い分ける必要があるので、完全にiPad一本でやっていける可能性は少ないと思っておいてください。
ノートアプリを使おう
iPadでノートを取るためには、ノートアプリを使うのがおすすめです。
学生だと無料のものを使いたいと思いますが、私は有料のものをおすすめします。
理由は、二つあります。
機能が充実
まずは、機能の面です。
純正メモや、無料のノートアプリしか使っていないと気が付きにくですが長く使うことを考えるとかなりの差が生まれます。
ノートの検索や、表紙の充実さ、ペンの種類など、挙げ始めるとキリがありません。
一度、アプリの紹介動画や、サイトを覗いてみてください。
信頼性が高い
なんと言ってもデータの管理において、信頼できます。
突然データが消えることは無料アプリでも最近はあまりないですが(笑)
そして、データの管理が非常に簡単です。
大きくこの二つが有料のアプリをおすすめする理由です。
オススメのノートアプリ
続いて、オススメのノートアプリの紹介です。
現在、有料ノートアプリは2強と言われています。
なので、その二つのアプリを紹介したいと思います。
Noteshelf 2
まずはこちら、私が愛用している「Noteshelf 2」です。

洗練されたシンプルなデザインで非常に使いやすいです。
表紙は非常に週類が豊富で、ノートの整理も簡単。
最近は頻繁にアップデートされ、どんどん進化しています。
直感的にノートを取ることができて、迷ったらこのアプリをお勧めします。
私は今の所、不満なところは全くなく非常に満足しています。
GoodNotes 5
もう一方のアプリは「GoodNotes 5」です。

モダンなデザインとなっており、スタイリッシュです。
GoodNotes 4 の頃からの使用者はこちらを使っていることが多いです。
どちらがいいか
昔は、Noteshelf より、GoodNotesの方が、使いやすくて勝っている
という声もありましたが、現在では、ほとんど変わりません。
なので、私はデザインで決めるといいと思います。
私はデザインとノートの表紙の豊富さ、ペンの種類からNoteshelf 2を愛用しています。
細かい違いが知りたい方は、調べてみるとたくさん比較していらっしゃるサイトがありますので、参考にしてみるといいでしょう。
まとめ
iPadはノートとして使うことができる。
そのメリットは多々あり、持ち物が減ること、データの一括管理でなくすことがない、整理しやすく、修正も即時できる、画像やPDFに書き込めるなどが挙げられます。
ですが、学生が買うには少し根が張るため、本当に必要かを見極める必要があります。
さらに、先生がiPadの使用を許可してくれるか、レジュメのPDFをくれるかという問題があるので注意が必要です。
最後に、iPadを買ってもApple Pencilやノートアプリを購入と少しずつですが、決して小さくない額のお金が必要となります。
これらをよく考えてから購入しましょう。
私個人としては、iPadがあると世界が変わると思っているので本当は強くオススメしたいですが、財布と相談して余裕があれば検討してみてください。