
テストの点数がいい人に限って「授業を聞いているだけだよ」と言います。
一生懸命塾に行って勉強している人よりも点数がいいので、少し腹が立つと思います。
実は私も授業を聞くだけでテストの点数が取れる人間でした。
普段はゲームばかりで、テスト週間も特に勉強を頑張ることなく成績上位をキープしていました。
ですが、よく考えるとある一工夫をしていたことに気がついたので、今回は「授業を聞くだけで理解する方法」をお教えしたいと思います。
どうやって理解しているのか
実は、授業を聞いた瞬間に全てを理解しているわけではありません。
そして、記憶力がすごいと言うわけでもありません。
結論から言うと
無意識に復習しています。
実はたったこれだけです。
と言ってもよくわからないと思うので詳しく解説したいと思います。
無意識に復習とは
「無意識に復習」とはどういうことか。
私の考えをご紹介します。
私は好奇心旺盛な性格で、小さい頃から「どうして、こんな名前なんだろう?どうしてこうなるんだろう?」とたくさん疑問を持っていました。
そんな私の性格ゆえに、授業で知った新たな知識は、私をワクワクさせてくれました。
なので、授業が終わった後に、定期的に先生の話を思い出して面白いなぁと感心していました。
他にも、授業で聞いて不思議に思ったら何度もやっぱり不思議だなぁと考えていました。
今振り返ってみると、そう言った小さな復習を繰り返すことが記憶の定着になるのではないかと思います。
無意識に復習するためには
無意識に復習するようになるためには、努力が必要だと思います。
私の場合は生まれつきの癖のようなものだったのですが、無意識に行うようになるまでは意識して行う必要があります。
なので、継続して行うことは難しいかもしれませんが、確実に言える大切なことがいくつかあるので抑えていこうと思います。
その1 授業をしっかりと聞く

何と言っても授業を聞くことが大切になってきます。
すごく当たり前のことで申し訳ないのですが、一番大切な本質なので授業はしっかり聞きましょう。
テストを作るのは先生なので、先生が何度も繰り返したり、強調するところはとにかく理解し、覚えておきましょう。
授業の初めに、前回の復習をしてくださる先生だとより覚えやすい方法があります。
それは、先生が復習をしている時に答えを予測して、脳内で先に答えると言うことです。
言うなればこれはセルフテスト!!
私はこれを無意識に行うことで、授業を重ねるごとにしっかりと記憶が定着しました。
その2 面白ポイントを探す

続いてですが面白ポイントを探しましょう。
面白ポイントとは、授業の中で自分の予想が裏切られたり、不思議に感じた部分のことです。
どうしてそんな名前がつけられたんだろう?や、
どうしてそうなるんだろう?と言った簡単な疑問を持ちましょう。
そのために、あるコツを伝授しようと思います。
そのコツとは、
その授業で面白いと感じたところを他人に話すこと!
これが、非常に簡単でめちゃくちゃおすすめです。
なぜかと言うと、自分がなぜ面白いと感じたかを自分の言葉で伝えようと考えることで自然と理解が深まり、復習にもなるからです。
ですから、たとえ相手に伝わらなくても自分の記憶にしっかりと定着します。
その3 日常生活に結びつける

3つ目は、日常生活に結びつけることです。
普段の生活の中で、習ったことが意外と出てきたりします。
例えば、テレビを見ている時にでてきたり、ゲームをしている時に地名や登場する人物やモンスターの名前など、意外と紛れ込んでいます。
そうした自分の知識を見かけたときは、関連した知識を呼び出して、さらに他のことまで一気に復習できます。
このように、普段の生活においても、復習をすることが可能です。
塾に通って勉強する人に言いたいこと
塾に通うって親にかなりの負担をかけることになっていますよね?
それが別に悪いことだとは思いませんし、後ろめたく思う必要もないと思います。
ですが、学校の授業に追いつけないから塾に通うと言うのはなんともバカらしいです。
塾で勉強することを前提にしていたら、誰だって学校の授業を真面目には受けないでしょう。
ですが、先ほども言ったようにテストを作るのは学校の先生です。
その先生の授業を直接受けられるチャンスがあるのにそれを放棄して寝ることなどありえません。
ですから、塾に行く時間を他のことに使って欲しいです。
好きなことをして思いっきり遊んだらいいと思います。
覚えておいて欲しいこと
授業を大切にすることが全てです。
ですが、もっと大事なのは
しっかりと睡眠時間を確保することです。
テストの前にいくら勉強時間を増やしても、毎日しっかり眠って無意識に復習を行なっている人間には敵いません。
そして、学校で習うことは一生役に立ちます。
これは断言できます。
付け焼き刃でその場を乗り切ることよりも大切なことなので、しっかりと授業を聞きましょう。
わからないからと言って諦めるのではなく、どうしてわからないかを考えて、わかるところから勉強すればいいのです。
今、勉強をしなければ一生後悔する
とだけ言っておきます。
辛いと思うけど、勉強頑張ってください。
いつか必ずその努力があなたを救ってくれるでしょう。