
五等分の花嫁が連載100回を迎えてさらに面白くなってきた五等分の花嫁!
アニメ二期が今から非常に楽しみです。
それはそうと、今回は今まで散々考察されてきた「鐘の下のキスの相手は誰か」という問題について違った角度から考察していきたいと思います。
※2019年9月4日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年10月1日に再度公開しました。
キスをしたのは誰か

第68話の最後にキスをした人物は一体誰なのかでしょうか。
一人ずつキスをしたと仮定して、動機を考えてみましょう。
一花の場合
一花の場合、温泉での二乃との会話からキスが頭の中にあります。
フータローが釣りをしていた時には車の陰でキスをしようとしていました。
そして、最終日のサウナで「なんだか 負けたくなくなっちゃった」と言っています。
そこで「鐘の下でフータローにキスをするために近づいた」可能性があります。
五月の姿でキスをしたということからも一花である可能性はあります。
自分の気持ちが抑えられず、抜け駆けをしようとしたのではないでしょうか。
ただ、一花の場合は、捻挫をしているので、フータローの元へ駆け寄ることができないのでは無いかと考えられます。
気合いでどうにかなるものでは無いと思うので、一花の線は薄いかな…
二乃の場合
二乃は先ほども言ったように、温泉で一花に相談した際、はっきりと「キスするわ」と言っています。
そして、この旅行中ずっとキスをする機会を探っていました。
しかし、結果としてキスをすることはできませんでした。
そのため、「最後の最後で誓いの鐘の下でキスをしようと近づいた」のではないでしょうか。
ですが、二乃の場合は五月の姿である理由が思い当たりません。
そこで考えられるのはキスのことを考えすぎて自分が五月の姿だと忘れていたという可能性です。
あの二乃がキスをしないまま終わるとは考えにくです。
五月の姿のまま勢いで行ってしまったのではないでしょうか。
三玖の場合
三玖はフータローに対する想いは強く一途な子です。
ですが、なかなかアピールできずにいます。
そんな中で、五月の恰好をした三玖をフータローが見抜いたことで自分に自信が持てるようになっています。
そして、「もう一度自分を見つけて欲しくて鐘の下でフータローに駆け寄った」のではないでしょうか。
三玖の場合、キスが目的ではなく、顔を見せて当てて欲しかっただけだと思われます。
本人にとっても予想外のキスだったので、照れて走り去ってしまった可能性があります。
ただ、走る速度が遅すぎてフータローに気づかれる可能性があると思います・・・
フータローは気が動転してそれどころじゃなかった可能性もありますが。
四葉の場合
この旅行の段階でも、四葉はフータローに対して好意的ではあるものの異性としてアピールする様子はありません。
そして、一花や三玖の恋を応援する立場にあります。
まっすぐな性格で、一人で抜け駆けをすることはありえないと思います。
そんな四葉が、フータローに近づいた理由は2つ考えられます。
その1 自分も見て欲しかったから
1つ目は、「自分もちゃんと五月に変装できているかを確かめたかったから」というもの。
四葉は誰もいない大広間で五月の真似の練習をしていました。
そして、最後に自分もちゃんと変装できているかを見て欲しかったのではないでしょうか。
そして、話すとすぐにバレるので、顔だけを見せたかったのではないでしょうか。
足が早い四葉は、勢い余って近づきすぎたのかもしれません。
キスをしてしまった後に走り去ってしまうところは四葉らしさがあります。
自慢の足の速さで逃げてしまったのかな。
その2 フータローに対する想いが抑えられなかったから
2つ目は、「旅行の思い出として、最後にフータローとキスをしたかったから」というもの。
旅行の中で、四葉は目立った行動をしていません。
ですが、胸に秘めた想いは募っているはずです。
そんな四葉は、この旅行の最後に思い出を残すためにキスをしてしまったのではないでしょうか。
これまでも何度か、四葉は気持ちが抑えられずバレバレの嘘告白をしちゃったりする子なのでやりかねません。
五月の場合
五月の場合の動機はなんでしょうか。
五月はこの時点でフータローに対して信頼し、尊敬している所もありますが、恋愛感情は抱いていません。
個人的には、まだ気がついていないorフータローに対する恋愛感情よりフータローが五つ子の誰かと恋愛関係になって姉妹の秩序が乱れることを恐れているのではと思っています。
そのため、キスが目的で近づいた可能性は低いです。
ですが、五月がフータローに近づいた理由は2つ考えらえれます。
その1 自分を見分けて欲しかったから
五月はフータローがおじいちゃんと一緒に行動して、姉妹を見分けようと努力していることを知っています。
そして、三玖を見破れるかどうか気にかけています。
そんな五月が、自分のこともちゃんと分かってくれるのか(フータローが他の人とは違う)のかを確かめたかったのでは無いでしょうか。
旅行中ずっと他の姉妹たちの事ばかり気にしていたフータローに自分も見て欲しかったのでしょう。
その2 三玖を見抜いたお礼を兼ねてキスをしようとしたから
五月は、春休みになってから他の姉妹の様子がおかしいことを気にしていました。
そして、この旅行中にも三玖による混乱がありました。
フータローはなんとか、その窮地を脱しみんなは無事元通りになりました。
そんなフータローに五月はお礼をしたかったのでは無いでしょうか。
しかし、キスをするのは大胆すぎる気もします。
ですが、五月はむっつりスケベなので十分ありえると思います(笑)
キスをした人物は重要ではない?
ここからが本題です。
まず、私が今回目につけたポイントは
鐘の下でのキスをした人物=花嫁
というところです。
この式が成り立つとすると、キスをした五月の恰好をした人物は誰であろうが、風太郎にとっては五月なのです。
フータローが結婚した相手の事を意識し始めたきっかけと言っている事から、中身が誰であれ、五月を特別視するようになったのではないでしょうか。
五月以外の人物がキスをしていた場合なぜ本人は隠すのか
もし、鐘の下でのキスが五月以外の人物だった場合、なぜ私がキスをしたよとフータローに言わないのでしょうか。
それは、おそらく自分に自信がないか、言えない事情があるからでしょう。
もし、キスが事故の場合だと、黙っておくと思います。
そうなると、二乃は隠すメリットがないので、キスをした人物から除外しても良いでしょう。
一花は、抜け駆けをしていたことを他の姉妹たちに隠すために黙っておく可能性があります。
三玖は、恥ずかしすぎて言えないだけの可能性があります。
四葉は他の姉妹の幸せを願っているのでもし、キスをしていても黙っておくでしょう。
気持ちを抑えようとし、抜け駆けもできない四葉なら、ありえます。
このように、真相は本人しか知らないまま五月とフータローが結ばれる可能性があります。
最後に
もちろん、この説は確定ではありませんし、これを否定する考えもあるでしょう。
例えば、今後のストーリーであの時のキスの相手が判明するといったもの。
これは、「あの日から きっとあの日からだ 彼女を特別に感じたのは あの瞬間からだ」というセリフがあることから、キスをした瞬間だということから違うと言えます。
結果として、あの時フータローは中身が誰かわからない五月(?)とキスをしたその瞬間からその相手(=五月)を特別に感じるようになったのでしょう。
まあ、あくまで一つの考えとして参考になれば幸いです。
五月推しの私としては五月と結ばれて欲しいですね(笑)
