
先日2019年10月23日、赤い公園が新ヴォーカル石野理子を迎え、新体制となってから初となるミニアルバム『消えない-EP』を発売しました。
ファン待望の音源化に大変盛り上がっています。
今まで赤い公園を聴いたことがなかった人も今すぐに聴いて欲しいです。
そんな、赤い公園 新体制初のミニアルバム『消えない-EP』の魅力をご紹介したいと思います。
新体制赤い公園について
2010年に同じ高校の軽音楽部に所属していた4人がバンドを結成。
それから、紆余曲折ありながらバンド活動を続けるが、2017年8月31日ヴォーカルの佐藤千秋さんが、脱退する。
その後、2018年8月27日に、元アイドルルネッサンスの石野理子が加入することが発表されました。
そして、元ヴォーカルの佐藤千秋さんが脱退してから、実に2年以上経った2019年10月23日にミニアルバム『消えない-EP』発売となりました。
ファンを相当待たせた赤い公園ですが、その分期待以上の進化を遂げました。
やはり、作詞作曲を手掛ける津野米咲の才能には驚かされるばかりです。
そして、ヴォーカルを生かす力強い楽器隊は非常に素晴らしいです。
間違いなく名盤である今作
曲についてとやかく言うより、とにかく聴いて欲しいです。
赤い公園の決意、そして前を向いて新たなスタートを切ったという思いが音楽に乗せられて、全力で胸に響いて来ます。
『消えない』について
今回のミニアルバムのメイン曲となる『消えない』ですが、赤い公園の決意や思いが全部詰まった一曲となっています。
イントロから痺れました。
聴くと、自然に前を向いてしまうほどまっすぐな曲に背中を押されます。
石野理子と他のメンバーが一緒の場所に映らない、焦りや葛藤を表現するダンス、そして逆再生を入れるなどの細かい演出が盛り沢山です。
「こんなところで消えない 消さない」という歌詞と、リンクした石野理子の振り付けは胸が高鳴りました。
有無を言わせ無いほどの完成度で完全に心を掴まれ、これからに期待せざるを得ないなと思いました。
『Highway Cabriolet』
楽曲についての感想はここではあまり語りたくは無いですが、『Highway Cabriolet』については少し語らせて欲しいです。
この曲のMVが公開された時、衝撃を受けました。
なんといっても聴いているだけで気持ちがいい。
さらに、どうしたらこんな歌詞が書けるの?と聞きたくなるくらいの語彙力と表現力。
そして、MVの世界観が堪りません。
夜の街をドライブしたくなる衝動に駆られてしまう恐ろしい曲です。
この名曲がやっと音源化されて喜びが止まりません。
特に、音楽ストリーミングサービスでも聴けるようになったのが非常に嬉しいです。
もう毎日これを聴いていますが、この曲は何十年後も聴いていることが安易に想像できます。
赤い公園のこれからに期待大
とにかく、今回のミニアルバム『消えない-EP』は想像以上に素晴らしい作品でした。
今現在は知名度はそこまで高く無いのが、不思議なくらい最高のバンドですが、数年後にはとんでもないことになっていることを期待します。
とはいっても、知名度以上に素晴らしい楽曲を生み出し続けてくれること以上に期待することはありませんので、一ファンとしてこれからも彼女達が作り出す音楽に浸って生きていきたいと思います。
友達にもたくさん布教していきたいと思います。